005.牧瀬忠敏さん(株式会社ルーツインターナショナル)

この番組は、TCK(帰国生)の就職や仕事を選ぶ際のヒント集としてお届けします。元TCK経営者・社会人10年以上の先輩に、日本における「仕事」の選び方や多文化経験の活かし方をお聴きしています。

【本日のゲスト】
株式会社ルーツインターナショナル
代表取締役 牧瀬 忠敏さん

株式会社ルーツインターナショナルのHP はコチラです!
https://www.roots-inter.com

【元TCK(Third Culture Kids)の経営者:牧瀬 忠敏さんのお話】

“仕事では悩むより、まずアクション! トライすることで光は見えてくる。”

牧瀬さんは高校1年生から約7年間、アメリカのニュージャージーおよびカリフォルニアで異文化体験をされた元TCKです。アメリカ生活は多感な時期と重なり、学ぶことが多かったと言います。異文化体験は語学習得を含めて大変な経験をするけれども、その大変な経験を出来たことがむしろ「宝物」であると強調されたことが印象的です。
牧瀬さんの社会人としてのキャリアは、日本企業「鉄鋼会社」でスタートします。海外駐在も2回経験し、11年間働きました。そして当初より「したいことをやりたかった」と、起業の道を選ばれました。TCKの豊かな多文化経験の活かし方としては、“「感謝」の気もちを持つことがとても大事である”とコメントをいただきました。‟価値観の尺度を多く持てる経験は、それだけで心が広くなった” と言います。牧瀬さんの言葉の裏にある重み、伝わるのではないでしょうか。
“TCKとして、日本社会で成し遂げたいことは何ですか?”というTCKであれば頭をかすめる根源的な問い。TCKの皆さんにも励ましのエールもいただいています。是非お楽しみください!

【配信者】
育ちネット多文化CROSS
代表・臨床心理士 初田美紀子
https://crossactnet.com